8割スイングの極意(ゴルフの難易度がグッと下がります)

スイングの基礎
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今回は8スイングの作り方を紹介します。

あなたは普段何割くらいの力でスイングしていますか?

練習もコースでも全力で振っていませんか?

練習の一部で取り入れることは必要かもしれませんが、常に全力で振ることはあまりおすすめできません。

練習や素振りのときは全力で振ることでヘッドスピードを上げ、飛距離アップにつなげることができますが、実際には全力スイングだけでは再現性を上げるのはとても大変です。

結果的に手打ちになってしまいスイングもバラバラになってしまいます。

私も常に全力で振っている時期があり、8割スイングを知るまではうまくいかず悩んでいました。

「芯に当たったときは飛ぶのにな~」

こんな経験がある方は多いと思います。

「そんなに力を入れてないのに飛距離が出た」

という経験もあるのではないでしょうか。

この2つの経験から、コースに出たときに再現性が上がるのは全力スイングより8割スイングだと感じました。

上体をリラックスさせ、軸ブレせずにスイングするために有効なのが「8割スイング」なのです。

この記事を読むことで

8割スイングの重要性がわかり練習の質が上がる

体の使い方が明確になりミート率が向上する

手打ちから体全体を使ったスイングになる

このような効果が期待できます。

それではやっていきましょう。

 

 

目次

8スイングのポイント

まず、どうして8割スイングが良いのか。

8割スイングだと少し物足りない気がする」

昔の私はこんな考え方をしていました。

しかし8割スイングを理解すると、そんな考えはすぐに無くなりました。

以下の2つの理由を知れば安心して8割スイングを徹底することができるようになります。

その理由は

飛距離を出すにはヘッドスピードだけではない

8割スイングでも十分ヘッドスピードは出る

まず、1つ目の「飛距離を出すにはヘッドスピードだけではない」について解説します。

飛距離を出すには

ヘッドスピード

ミート率

この2つが必要になります。

全力スイングではヘッドスピードは最大でも、ミート率はあまり期待できません。

8割スイングではヘッドスピードが少し落ちてもミート率が高くなるため、結果的に安定した飛距離が出やすくなります。

数値で比較するとわかりやすいと思います。

数値は仮定の値なので、人それぞれ違いはあると思います。

【ヘッドスピード】

全力でのヘッドスピードを10とし、8割スイングでは8とします。

【ミート率】

全力でのミート率を5とし、8割スイングでは8とします。

飛距離=ヘッドスピード×ミート率

とすると

全力スイング:10×550

8割スイング:8×864

8割スイングの方が結果が良くなります。

ヘッドスピードが最大でもミート率が悪ければ必然的に飛距離は落ちてしまいます。

逆にミート率が上がると8割スイングでも飛距離は十分に出すことができます。

 

2つ目の「8割スイングでも十分ヘッドスピードは出る」については

実際に私のスイングスピードを例に説明したいと思います。

※数値はスマートウォッチで測定しています(HUAWEI WATCH GT2-Pro

測定結果

全力スイング:39.9

8割スイング:37.8

意外と差がないことがわかると思います。

全力スイングと8割スイングのスイングスピードを比較した動画があるので是非ご覧ください。

【比較】全力スイングと8割スイングどっちが良いのか。

 

実践方法

次に実践方法を紹介していきます。

8スイングのポイントは手でクラブを操作しないことです。

手でクラブを操作してしまうと余計な力が入りやすく、スイングの軌道が安定しません。

脇腹を動かすことで手打ちを防ぐことができます。

次の3つのポイントを意識してみてください。

1.テークバックの始動はお腹から動かす

2.右の脇腹を伸ばしてバックスイングをし、トップをつくる(レフティーの場合は左の脇腹)

3.インパクトからフォローにかけて反対の脇腹を伸ばす

この意識をしていくと自然に手打ちではなく、体を連動させたスイングに変わっていきます。

動画も載せておくので、イメージ作りにご活用ください。

【アイアン】8割スイング練習法

まとめ

8話スイングの重要性は理解していただけたでしょうか?

初めのうちは物足りなさを感じるかもしれませんが、成果が出てくれば全力スイングの方が難しく、リスクがあることに気付けるかと思います。

8割スイングが身につけば今より楽に飛ばすことができ、思い通りに打てる確率が上がります。

是非全力スイングと8割スイングで比べ、効果を実感してみてください。

それではまた。

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